2019年8月15日木曜日

PHP開発時の環境設定

こんばんは、こうちゃんです。

先日から、PHP自体の説明や、
関数のリファレンスを紹介していますが、
これらをテストするやり方も必要でしょうし、
また、覚えるためには実際に自分で作って、動かしてみるのが重要かと。

ただし、
HTMLだけの文書は、テキストエディタ等で作成・保存し、
InternetExplorer等のブラウザで開けば、
ちゃんとHTMLタグを解釈して表示してくれますが、

このPHPという言語に関しては、

サーバーサイドスクリプト

という、Webサーバ内で、言語の処理内容を受け取り、
結果をブラウザに返す、
という言語であるため、
サーバーの無い状態では動きません。

仮に自分のPCで開発、結果を確認したい場合、

自分のPCの中にWebサーバーを立てるか、
PHPを動かせます、とされている、レンタルサーバーを借りるかしないといけません。

ざっくりと言えば、

PHP開発は、書くだけは自分のPCでもメモ帳で書けるが、
実際に動かすにはサーバーが必要

ということになります。

そして実際に動かしている場合、PHPの情報も必要になる場面も多いですので、
この関数を覚えて、使ってみると、
PHPが動くことの確認ができ、
ついでに動かしているPHP環境の細かい設定もわかるという関数です。

phpinfo()

この関数を使うと、特にecho等せずとも、
現在のphpの環境設定がすべて表示されます。

php.iniを見て現在の細かい設定を確認するくらいなら、
この関数で詳細を確認しましょう。

使い方
<?php
phpinfo();
?>

これだけで表示されます。


似たような関数で、シンプルだけど、必要になることも多い、

PHPのバージョン確認方法です。

自分で環境を構築したのなら間違いないですが、
レンタルサーバー等で、どのような環境かわからない場合、
特に、無料レンサバなどでは、
PHPが動きます、とだけ書いてあって、
PHPの何系バージョンかすら書いてないこともよくあります。
そんな際に役立つのが、シンプルにバージョン情報だけを取得してくれる、

phpversion()

純粋にバージョン情報のみが取得できます。
以前に紹介しました、phpinfo()の方が様々な情報を取得できますが、
単純にバージョンが知りたく、かつ簡潔に表示したい場合こちらが便利です。

なお、

引数で、拡張モジュール名を入れると、そのモジュールのバージョン番号を取得できます。

また、phpversion()

の他、同様に、

定義済みの定数 PHP_VERSION

でも取得可能です。
使い方的にはまったく同様です。

なお、その他のバージョン関連の情報は、定数 PHP_VERSION_* で取得可能です。
よろしければ、あまり情報の出ていないレンタルサーバーなどでご活用ください。


こうちゃん

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